非常災害時の非常食提供訓練について(有料老人ホーム)
昨今、地球環境も大きく変わってきており、いつ自然大災害が起るか分かりません。アイユウの苑では、各拠点で災害時の備品(ヘルメットやトランシーバー、携帯ラジオ等)や災害時の非常食品を備蓄しています。
この度、アイユウの苑しおはま有料老人ホーム(定員20名)にて、昼食時に、非常災害時における非常食の提供訓練を致しました。
職員がカセットコンロでお湯を沸かし、アルファカ米(洗米、つけ置きの必要がなく、長期保存がきく非常時に有効なお米)を作り提供致しました。まずは、カセットコンロを取りに行き、アルファカ米の封を開けて、お湯を入れ、15分ほど蒸します、それを茶碗に移し、提供する訓練です。本来であれば茶碗に移さなくても、作成した袋そのままで蒸した後すぐに食べることができます。
栄養士の実習生の方も手伝って下さり、いつもより多めの職員数で実施したので、思った以上に早く提供はできたのですが、本来なら少ない人数でこれだけの作業をするという事は大変だという事に気付かされました。また、有料老人ホームの利用者も、『少し硬いね…』『まあこれはこれでおいしいけどね』等様々な意見も聞くことができました。
備えあれば憂いなし。普段からの心がけで、皆様の安心できる生活に少しでもお役に立てれば、と思っています。
小規模多機能型居宅介護アイユウの苑しおはま 管理者 寺迫 薫