社会福祉法人松美会

品質マネジメントシステムISO 9001を、1999年「社会福祉法人」「特別養護老人ホーム」「在宅介護サービスの複合供給体」として日本で初めて認証（審査登録）取得しました。
スタッフの能力に左右されやすい、品質そのものがあいまいな介護サービスを「24時間365日均質かつ良質な、選択される介護サービスとしてご利用者様満足を追及し実現できるシステムとして構築したい」との考えから、ISO 9001の認証取得を実現しました。
「サービスの質」＝「スタッフの質」ではなく、「サービスの質」＝「仕組み」×「スタッフの質」と考えています。ここでいう「仕組み」が品質マネジメントシステムであるといえます。あたりはずれがなく常に均質であることが大切です。
また、労働安全衛生マネジメントシステムISO 45001を2022年「社会福祉法人」として日本で初めて認証（審査登録）取得し、福祉現場における「危険源」特定し、それを除去することで職員が安全に働ける職場環境が常に維持できるよう法人をあげて努めています。

私たちは、福祉に関して多様で良質なサービスをトータル的に提供しています。

松美会では、受験料補助や講座･セミナー参加費補助、法人内での独自研修開催等、法人をあげて職員の資格取得を推進しています。
特に介護の仕事は一般的に資格が無くても働ける仕事とされており、職員一人ひとりのスキルが見えずらいものです。
松美会の特別養護老人ホームでは、介護職員の内、8割を超える職員が介護福祉士の国家資格を取得しています。「資格を取得すること」＝「スキルが高い」訳ではありませんが、職員の質、サービスの質を少しでも分かりやすくしご利用される皆様が安心して利用できるサービスであると実感して頂きたいと考えています。

平成30年度、下関市のノーリフティングケアモデル事業所第1号に当法人の地域密着型介護老人福施設アイユウの苑しおはまが選ばれました。
これを機会に松美会では他の特別養護老人ホーム2事業所も同じようにノーリフティングケアの導入を行っています。
ノーリフティングケアとは、「介護する側・される側双方において安全で安心な、持ち上げない・抱え上げない・引きずらないケア」のことです。
適切な福祉用具・機器の活用と身体の機能・構造に即した介護技術を実践することにより、介護を受けられる側にも、介護する側にも負担の少ないケアとなっています。

メリット

ご利用者様の二次障害防止効果

抱え上げによる強い緊張が「廃用性症候群（二次障害）」のリスクを高める原因の一部と言われています。

職員の腰痛をはじめとする身体的負担の軽減

当法人では腰痛に悩むスタッフはほとんどいません！！介護の仕事が好きな人が長く働き続けられる環境を全力でサポートしていきます！

介護、保育共に様々なICT機器を導入し、職員にとって働きやすい職場環境づくりと、利用される皆様へのサービスの質向上の両立を目指しています。また、ICT機器を導入することが、介護業界、保育業界のイメージを刷新し、魅力ある職場をつくることで、新たな人材の活躍の場を創出、多種多用な人材の流入につながっていくことを期待しながらICT技術をこれからも積極導入していきたいと思います。

松美会では、平成18年度から毎年職員に対して仕事満足度を図るためにアンケート調査を継続的に行っています。職員の仕事満足度を高めることが、結果としてご利用者様へのより良いサービス提供につながると考えているからです。職員の笑顔がご利用者様の笑顔に・・・職員の幸せがご利用者様、ご家族様、地域の皆様の幸せにつながる・・・これが松美会の考える幸せのループです。

独自の研修や親睦会を設けているので、未経験の方でも働きやすく、 情報共有やスタッフ同士の交流の場にもなっています。 みんなで問題を解決していく機会が増え、職員の定着率が高いことが結果的にスタッフの質の向上・サービスの質の向上にも繋がっています!!

彦島の地で法人を立ち上げて四半世紀。将来の介護に不安のある方をはじめ、介護が必要になっても自宅で生活し続けたい方、施設で介護を受けたい方、また育児に不安のある方から、こども園の利用など地域には様々な顕在ニーズや潜在ニーズがあります。これらニーズに対し、これまで積み重ねてきた経験と知識、地域の皆様との繋がりをもとに、当法人のサービスを利用される全ての皆様お一人おひとりに対して質の高い最適なサービスをご提供いたします。

季節の食材や栄養バランスを考慮したお食事を提供しています。行事・郷土料理・食のイベントをはじめ、旬の食材や季節献立を取り入れることで、『四季のうつろい』も大切にしています。慣れ親しんだ地元の味噌も使用。素材の味を活かし、やさしく家庭的な味付けに仕上げてあります。

高齢者施設では、お一人おひとりの「かむ力」「飲み込む力」にあわせ、５段階の食事形態を準備しています。｢口から食べること」の楽しみ・喜びに繋がる、安全で美味しい食事づくりに取り組むことで、皆さまの「食べたい」を支えています。

こども園では、食べる環境や食べるまでの過程を含めて、五感をフルに使って食事を味わってもらえるよう工夫しています。食習慣の基礎を作る乳幼児期に、給食や食育、人との関りを通じて「食べるって楽しいな。おいしいな。」という気持ちをたくさん感じてもらるよう努めています。