お知らせ

感染症対策を万全に近づける

2月17日、グループホームでは会議の中で感染症対策のトレーニングを実施しています。

当苑では制限は多いですが、皆様にご協力をいただきながら、直接お会いしていただけるご面会を実施しています。

新型コロナウイルスがやっかいな一つの要因は、『罹患しているが症状がないことがある』ということです。職員はもちろん、ご来苑いただく皆様に、「自身が罹患しているが症状がないのかもしれない」ということを考えていただく必要があります。

① 2重のマスク着用

不織布のマスクの上に、ウレタンや布のマスクを着用し、頬をにできる隙間を抑え、飛沫の暴露を防止します。

* アメリカ疾病予防管理センター(CDC)で、罹患者側が2重のマスクを着用することで、ウイルスの暴露量を大幅に減少させる研究結果があります。

1. 1回のご面会は10分以内の短時間

濃厚接触者の定義に「マスクなしで1メートル以内で15分以上の接触があった場合」とあり、時間を重要な要素とみなしていることが言えます。ですので1回10分以内の短時間とさせていただいています。

3. 十分な量での消毒液での手指の除菌

もっともいろいろな個所の触れるのは手指です。ウイルスが付いていた箇所に触れた結果、自身の手指にウイルスが付着している可能性があります。そこからウイルスがグループホーム内に持ち込まれる可能性があります。手指の消毒はさまざまな個所に設置され、この数年で当たり前になりましたが、これが効果的に機能するには消毒液の量が重要な要素の一つとなっています。適量に満たない量だと、除菌効果は半減してしまいます。ポンプ式消毒液を1回分上から下まで押し込むと適量とされる3㎖が噴霧され、それを15秒かけてこすり合わせて乾かすことが適切とされています。

①②は目視で確認でき、あきからかです。③の消毒については、この数年で消毒に慣れた結果、適量に満たない量での消毒で済ませてしまいがちなので注意が必要です。私たち介護職員も、意識しておかないと適量に満たない消毒になってしまいそうな場面があり、日々意識して勤務しています。

そういった理由から、この度は改めて二人一組で手指消毒について確認し、トレーニングを行ないました。

人事を尽くして天命を待つ、そんなこころもちで、気がついたことはそのままにせず、実践につなげています。

アイユウの苑グループホーム  江藤 文彦

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