下関のグループホームでは、当苑だけです
今回は、くもん学習療法の紹介です。
くもん学習療法は、公文式で有名な「KUMON」さんが開発した、「認知症の方の脳機能の維持や改善、または認知症を予防するための読書きや計算を用いた非薬物療法です。
当苑では、2005年(平成19年)からケアの一環として取り入れており、全ての職員がくもん学習療法が実施できる研修を済ませています。
グループホームと言えば、「ご利用者と職員とが家事を一緒に行ない、自分の役割を見出し、認知症があってもご利用者がいきいきと生活を送っている。」というイメージを抱えていらっしゃる方が多い印象ですが、例えば全ての女性が家事を好むわけではなく、また当然男性のご利用者もいらっしゃいます。また、加齢による身体機能の衰えや、認知症の進行によって家事活動への参加が難しくなっているという方もいらっしゃいます。そういった方であっても積極的に実践できる一つのケア方法として、当苑では欠かせないものになっています。(もちろん身体がお元気な方で、家事なども大好きな方であっても、実施しておられる方もいらっしゃいます。)
通常のグループホームのケアに加えてくもん学習療法が実施できるという事実は、認知症介護や高齢者介護において当苑の強い武器になっています。
グループホーム 管理者 江藤文彦