管理職のマネジメント能力の向上にむけて
松美会では、主体的，自立（自律も含む）的な管理職の育成に力を入れており、管理職のマネジメント能力の向上に取り組む（サービスマネジメント力，チームワーク力，人材育成力，財務管理能力を含む）一環として管理職だけの勉強会を行っています。
今年度は７月に１回目を行い、１１月に２回目の勉強会を行いました。
今回は、「集計データの「分析力」「仮定力」「アクションの立案力」を学ぶ」をテーマにそれぞれの管理職に事前にランダムに出された以下課題の内１つに対して、自分の分析結果を発表をしてもらっています。
【課題素材】
顧客満足度調査結果、職員仕事満足度調査結果、各事業所の活動実績、ストレスチェック結果、ノーリフティングケアアンケート結果、特養入所申込データ、電気・ガスの使用量と料金についての推移、数年間の離職率推移
５日間で約４０名の管理職がそれぞれ分かれて参加しました。
ISO9001・ISO45001の認証を取得している松美会としては、私たちが提供するサービス、職員の働き方に対してPDCAを回すことが当たり前に体現され、常日頃から求められる力です。
普段様々なアンケートやその集計結果を見ることが多いですが、データ収集し満足するのではなく、その結果からわかる事を一生懸命分析し、次の改善に繋げることこそがデータ収集の目的であり、特に私たち管理職に必要なマネジメント能力の一つだと思っています。
役職によってはデータ分析に慣れている慣れていないはありますが、それぞれの管理職が課題をだされて１か月、自分なりの分析をし、ある仮説を立て、改善の方法を人前で発表する事こそが、管理職を育てる機会としてうってつけだったと感じました。
管理職が育てば、組織も育つ。
管理職の成長が、松美会の「安心安全のサービスの提供」「働きやすい職場の実現」に繋がる礎になることを願います。
法人事務局 品質・労働安全衛生マネジメントシステム 実行管理責任者 高下康司
