言葉〜その人自身を映し出す心の鏡〜
人と人とが接していく上で、『言葉』の1つひとつがもたらす意味や、その言葉1つひとつが相手の方に与える影響を、常に気にとめて行動していくことは、とても大切なことだなと思います。
以前に、“言う人は鈍感で、聞く人は敏感なもの。”という言葉を耳にしたことがあります。ほんの些細でちょっとした一言であればあるほど、なおさらそうなのかなとも思います。
私たちは、普段仕事をする上で、ご利用者様、ご家族様、ご面会の方、業者の方、職員同士等、本当に多くの方と接しています。お互いに目の前にいる相手のことを大切にしたい、信頼関係を築きたいとの思いを、目に見える形としてあらわしていくものの1つに、『言葉』があります。
施設に入所されている利用者様に対してはもちろんのこと、普段一緒に働いている職員同士の言葉かけにおいても、人の気持ちや心を傷つけない言葉を考え、相手に気持ち良く伝えることが出来る関係性の構築に努めていくことは、職員間で密な連携を図り、お互いに気持ち良く仕事をしていく上で、何よりも大切なことではないでしょうか。
一つの言葉でケンカして
一つの言葉で仲直り
一つの言葉でしあわせに
ときとして、言う人は鈍感で聞く人は敏感なもの
言葉は傷つける武器にもなります
言葉はその人自身を映し出す『心の鏡』です
一つひとつの言葉を、大切にしていくことができますように♪♪♪
特別養護老人ホーム アイユウの苑 生活相談員 稲田 智明