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終末期について考える

ご利用者様の中には、ご自宅で最期を迎える方もいらっしゃいます。

高齢になると、段々と食事量が減り食べれなくなっていきます。

多くの医療従事者がターミナルケアを考える時期は、「経口摂取が出来なくなったとき」と考えますが、食事量が減ってきたときに、本当に終末期なのかどうかを見極める必要があります。

高齢者であっても、急病や疾患がすすんでいる場合は、最善の治療がなされるべきです。

食事が出来なくなった場合、何らかの方法で栄養補給が行われることで、生命を維持することが出来ます。

しかし、むやみに栄養を与えることはかえってご本人様の負担となります。

老衰による終末期では、緩やかに全身状態の機能が下がっていくため、最低限の水分と栄養補給のみで全身状態を管理することが大切だと考えます。

アイユウの苑訪問看護サービス 管理者 岡田 千恵子

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