コロナ禍で感じた人のやさしさ
コロナ禍の影響で、会いたい人に会えない状況が続いていますね。
私も、6月に2人目の孫が生まれ、とても喜ばしいことなのですが、すぐに会いに行くことも出来ず、寂しい限りです。
2人目の孫が生まれる際も産気づいたら、どこに上の子を預けるか、入院中はどうするかなど、本当に皆で悩みました。
急に「生まれる」となっても、県外なので飛んでいくということが出来ません。(コロナ禍で里帰り出産が出来ないため)
あっという間に時間が過ぎ、とうとうその日が来ました。
「お母さん、今病院に行きよる」
と娘から電話がありましたが、仕事中の私は、どうしようもありません。
「○○ちゃんは、どうしたの」
と上の子のことを尋ねると、
「社長の奥さんが迎えに来てくれた」と娘。
婿殿の会社の社長夫人が自宅まで来てくれて、預かってくれたようです。
夜遅くまで、上の子の面倒を見ていただいたおかげで、婿殿も立ち合い出産が出来、娘も安心して子供を産むことが出来ました。本当にありがたいことです。
なかなか家族としての関わりが取れず、悩ましい日々が続きますが、このように暖かいご支援をいただき、本当に感謝しかありません。
コロナ禍で、家族としてのかかわりが難しい状況ですが、コロナ禍だからこそ、人の温かさ、優しさを感じることが出来たように思います。娘たちには、今後もこのご縁を大切にしてほしいと思います。そして、私も、この方のように大きな愛情をもって人に接していけるよう努力して行きたいと思いました。
アイユウの苑訪問看護サービス 管理者 岡田 千恵子