ヘルパーと一緒に行う調理から自ら行う調理へ‼~自立支援の取り組み~
新たな年を迎えましたが、昨年は皆さんにとってどんな一年だったでしょうか?
私は調理の支援に悩む一年でした。
ヘルパーの支援の中でも、調理は苦手意識が強いのですが、支援に入っているご利用者様の嬉しい変化が励みになったことを今回はお伝えしたいと思います。
ご紹介するご利用者様は、支援が始まって数年経ちます。調理の支援で週2回、買物代行で週1回訪問しています。
物価高騰のなか、安い食材を上手に利用されながら献立の組み立て、買物内容のリストアップをご自分でされています。
買物は、予算オーバーにならないように、娘様もきめ細やかな支援をされています。
最近では、自らメニューをネット検索されたり、調子の良い時はヘルパーと一緒に調理されたり、お一人で台所に立たれて何食か作られることもありました。
主体性を持って取り組まれていることが感じられ、サービス提供している者としてもとても嬉しい変化でした。
ヘルパー複数が交替で訪問していますが、それぞれの家庭の味が楽しめて外食している気分を味わえて嬉しいと言って下さるご利用者様です。
苦手意識が強い私にとってはありがたいお言葉です。
これからも大切な食生活をご利用者様と一緒に考えていけるよう、調理の支援も引き続き頑張っていかなければと改めて思いました。
ホームヘルプサービス サービス提供責任者 山﨑結花